冷めても美味しい!お弁当むきのお米の銘柄と選び方
お弁当に入れるご飯は、炊きたてはもちろん冷めても美味しいものが良いですよね。しかし、お米は色々な種類があるためどれを選んだらよいのか迷ってしまう方も多いかもしれません。そこで今回は冷めても美味しいお弁当むきのお米の銘柄と選び方をご紹介したいと思います。
冷めても美味しいお弁当むきのお米とは?
お弁当には冷めても硬くなりにくいもっちりした食感のお米が適しています。お米はアミロースの含有量が低いほど粘りがありもっちりした食感になります。そのため、お米を選ぶひとつの目安として「低アミロース米」を選ぶと冷めても美味しいお弁当むきのご飯が炊けます。
冷めても美味しいお弁当むきのお米の銘柄
冷めても美味しいお弁当むきのお米の銘柄をご紹介します。
- つや姫…炊き上がりの白さとツヤに定評があるつや姫。甘味と旨味が強く存在感のあるお米なので、お米が主役のおにぎりはもちろん、お弁当の味が濃いおかずにもよく合います。
- ミルキークイーン…冷めても美味しいお米として知名度の高いミルキークイーン。従来のお米よりも粘りが強く柔らかい食感です。しっかりした粘りがあるため、チャーハンやピラフなどはどちらかというと不向きです。おにぎりにする場合は水加減を少し減らすのがおすすめです。
- 新之助…大粒でしっかりした食感と粘りが両立している新之助。コクと甘さが特長です。冷めても、あたため直してもお米本来の美味しさをキープできるよう開発されたお米です。
- ゆめぴりか…豊かな甘味ともっちりした粘りが特長のゆめぴりか。噛むほどに味わい深く、白いご飯や塩むすびなどご飯そのものの美味しさを味わうのがおすすめです。
- コシヒカリ…日本各地で栽培されているコシヒカリ。産地により土壌や水の性質が異なり味に違いが出るといわれています。中でも東日本で栽培されるコシヒカリは柔らかくもっちりした食感です。
その他の美味しいお米選びのポイント
お米の袋には精米日が記載されています。いちばん美味しいのは精米したてのお米なので、精米日ができるだけ近いものを選びましょう。また、量が多いほうが割安にはなりますが、美味しさを重視するのであれば、食べきれる量をこまめに購入することが大切です。精米後の保存期間は、春は1か月、梅雨から夏は3週間、秋から冬は2か月くらいが目安といわれています。
おわりに
今回は冷めても美味しいお弁当むきのお米の銘柄をご紹介しました。お米は色々な種類があり迷ってしまいますが、自分好みのものを探すのも楽しいもの。ぜひ、色々試してお好みのものを探してくださいね。
今回使用した商品のご紹介
曲げわっぱ 弁当箱 わっぱ 大館 工芸社 弁当箱 1段 小判 中 650cc
コラムの執筆者
料理家 佐々木ちひろ
いつものお弁当ライフを少しでも楽しく出来ますように♪
どうぞ皆様お試しあれ。
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