夏のお弁当おかずレシピとお弁当の傷みにくい工夫
梅雨から夏にかけては、気温や湿度が上がりお弁当が傷みやすくなる季節。
いつも以上にお弁当の衛生対策には気を付けていきたいですね。
今回は夏の傷みにくいお弁当おかずレシピをご紹介したいと思います。
夏のお弁当おかずを傷みにくくする工夫
夏のお弁当おかずを傷みにくくする工夫は過去記事でも詳しくご紹介しています。
夏のお弁当の食中毒予防

傷みにくい夏のお弁当おかずレシピ

傷みにくい夏のお弁当おかず
今回のお弁当の内容を傷みにくくする工夫とともにご紹介します。
・ごはん
米1合に対し小さじ1程度の酢を入れて炊くことでご飯が傷みにくくなります。
・大葉
大葉は殺菌作用のある食材です。
・海老チリ
とろみを強くして他のおかずに汁気が移るのを防ぎます。
・チンジャオロース風春巻き
具材は豚肉、ピーマン、たけのこをオイスターソース入りの調味料で味付けしています。抗菌作用のあるしょうがを多めに入れています。
・卵焼き
水分を少なめにした配合で、中までしっかり火を通します。
・いんげんの胡麻和え
すり胡麻を多めに加えて水分を吸収し、他のおかずに汁気が移るのを防ぎます。
・なすの焼き浸し
なすの下にはおかかを敷いて水分を吸収し、他のおかずに汁気が移るのを防ぎます。
傷みにくい夏のお弁当おかずレシピ
海老チリ(2人分)
片栗粉を2回に分けて使うことで、しっかりととろみがついて汁気が出にくくなります。ピリ辛の味付けは夏のお弁当おかずにぴったり。
材料
海老 10尾
長ねぎ 1/2本
しょうが 1片
ごま油 大さじ1
A酒 大さじ1/2
A片栗粉 小さじ1
A塩 ひとつまみ
Aこしょう 少々
Bトマトケチャップ 大さじ2
B酒 大さじ2
B水 大さじ1
B砂糖 小さじ1
B片栗粉 小さじ1
B豆板醤 小さじ1/2
B鶏ガラスープの素 小さじ1/2
下準備
・海老は殻と背ワタを取り、Aを絡めておく。
・長ねぎ、しょうがはみじん切りにする。
・Bを混ぜておく。
作り方
1 フライパンに油の半量を熱し、海老を入れ中火で両面しっかりと焼く。いったん取り出しておく。
2 油の半量、しょうが、ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
3 海老を戻し入れ、Bを加えてしっかりととろみがつくまで炒める。
夏のお弁当におすすめのお弁当箱
・曲げわっぱ弁当箱
白木(無塗装)のお弁当箱は木のもつ抗菌作用によりごはんやおかずが傷みにくくなります。また、高い抗菌作用のある漆塗りを施したお弁当箱も同様の効果が期待できます。
・竹籠弁当箱
竹編みのお弁当箱は網目の形状から通気性がよく、ごはんやおかずが蒸れません。
また、竹にも抗菌作用があります。
おわりに
今回は夏の傷みにくいお弁当おかずレシピをご紹介しました。
夏のお弁当に適した食材や調理法に注意することで、傷みにくいお弁当おかずを作ることができます。
お弁当作りとともにお弁当箱選びなどにも気を付けながら、この夏も元気に乗り切っていきたいですね。
使用したお弁当箱

使用した箸
コラムの執筆者 料理家 佐々木ちひろ
いつものお弁当ライフを少しでも楽しく出来ますように♪
どうぞ皆様お試しあれ。
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