秋の行楽弁当の詰め方とおかずレシピ
秋の行楽シーズン。今年はみなさん工夫をしてレジャーを楽しまれているようですね。
ソーシャルディスタンスに気を付けながらのキャンプ、公園でのピクニックなど、アウトドアで食事をされる方も多いようです。
今回は秋の行楽弁当をご紹介したいと思います。
行楽弁当の作り方と詰め方のポイント
今回は重箱を使った行楽弁当の作り方や詰め方をご紹介します。
彩りのバランスを考える
お弁当の基本の5色、赤・黄・緑・白・黒のおかずを組み合わせ献立を立てます。
詰めるときは似た色をできるだけ離して詰めると、それぞれの色が引き立ち見栄えがよくなります。
取り分けやすい工夫をする
大人数で食べる行楽弁当は、ココットや紙のマフィン型など小分けカップに入れたり、ピックに刺したおかずがあると取り分けしやすくなります。
季節感を出す
桜や紅葉など自然を楽しみながら食べることの多い行楽弁当。
季節に合わせた旬の食材や植物をモチーフにした野菜の飾り切りなどを添えれば、季節感のあるお弁当になります。
固形のおかずと形を変えやすいおかずをバランスよく入れる
からあげや卵焼きなどの固形のおかず、きんぴらやサラダなどの形を変えやすいおかずをミックスして入れるとメリハリが出てバランスよく詰められます。
隙間埋めおかずを用意する
たくさん入る重箱は実際に詰めてみたらおかずが足りなくなることもあるため、隙間埋めおかずを用意しておきましょう。ミニトマトやフルーツなど調理せずそのまま入れられるものや、形を変えやすいプリーツレタスなども役立ちます。
仕切りを使う
重箱の広い空間に、どうおかずを詰めたらよいか迷う場合は仕切りを使いましょう。
空間を小さく区切ることでおかずが詰めやすく、お弁当箱に付属の仕切りを使えばおかずが動きにくくなるメリットもあります。
また、ハランやワックスペーパーで仕切る場合は彩りがプラスされたり、斜めに区切れたりとアレンジがしやすくなります。
市販品を上手に利用する
前日や朝早くから作ることも多い行楽弁当は、頑張りすぎて疲れてしまうことも。
家族全員分のおかずを全て手作りするのが大変な時は市販品も上手に活用しましょう。
行楽弁当のおかず
・鮭と大葉のおにぎり
・さつまいもと黒ごまのおにぎり
・塩麹からあげ
・だし巻き卵
・スモークサーモンとチーズと枝豆の春巻き
・人参とれんこんのきんぴら
・ミニトマト
・シャインマスカット
行楽弁当のおかずレシピ
すぐに火が入る具材を使っているので短時間で揚げられる春巻きです。
サーモンとチーズに塩気があるので、ソースはつけずにそのまま美味しくいただけます。
スモークサーモンとチーズと枝豆の春巻き(4本分)
材料
春巻きの皮(15cm) 4枚
スモークサーモン 2枚
クリームチーズ(18gの個包装タイプ) 4個
枝豆(冷凍) 16粒
A片栗粉 小さじ1
A水 小さじ1
下準備
・スモークサーモン、クリームチーズは半分に切る。
・枝豆は解凍し、さやから豆を出しておく。
・Aを合わせる。
作り方
1 春巻きの皮を広げ、クリームチーズ、サーモン、枝豆を順にのせる。
※春巻きの皮はつるつるした面が外側になるよう包みます。
2 端から巻き両端を折って、巻き終わりはAを皮のふちに塗り接着する。
3 160度に熱した油で4~5分きつね色になるまで両面を揚げる。
おわりに
今回は秋の行楽弁当をご紹介しました。
今年は色々と気を使いながらのレジャーになると思いますが、みんなでお弁当を囲む時間は特別なものですよね。
美味しい行楽弁当で楽しい時間を過ごせますように。
▼使用したお弁当箱▼
コラムの執筆者:料理家 佐々木ちひろ
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